よくあるご質問
Q.
避雷設備を設置する根拠となる法律はありますか?
A.
避雷設備は建築基準法33条で、20メートルを超える高さの建物に設置することが義務づけられているので、建築基準法が避雷設備を設置する根拠となる法律といえます。
Q.
JIS A 4201:2003で保護効率により保護レベルを定めることになっていますが、どのように決めればいいのですか?
A.
JIS A 4201:1992では、一般建築物では保護角60°、危険物を取扱い、保管する建物は保護角45°のように定めていましたが、
JIS A 4201:2003では、立地条件や建物の重要性を考慮して保護レベルを決めることになっています。
具体的には、危険物を取扱い、保管する建物ではレベルT、平地の住宅密集地のマンションではレベルW以上というように考えられています。
保護効率などについてまとめましたので、ご参考にしてください。
JIS A 4201:2003による 保護レベルと保護効率と電撃距離の関係
保護レベル | 保護効率 | 電撃距離 |
T | 98% | 20m |
U | 95% | 30m |
V | 90% | 45m |
W | 80% | 60m |
Q.
保護範囲はどのようにしてだすのですか?
A.
JIS A 4201:2003では、次の表のように回転球体法、保護角法、メッシュ法の3つの方法で保護範囲をだすことができます。
回転球体法
保護レベル | 球体の半径 |
T | 20m |
U | 30m |
V | 45m |
W | 60m |
保護角法
保護レベル | 高さ |
20m | 30m | 45m | 60m | 60m超 |
T |
25° |
× |
× |
× |
× |
U |
35° |
25° |
× |
× |
× |
V |
45° |
35° |
25° |
× |
× |
W |
55° |
45° |
35° |
25° |
× |
メッシュ法
保護レベル | メッシュ法幅 |
T | 5m |
U | 10m |
V | 15m |
W | 20m |
Q.
カタログが欲しいのですが、どのようにすればいいでしょうか?
A.
こちらからカタログがダウンロードできますので、ご利用ください。
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